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私は、子供に一切“教えない”で教える学習コーチングをしております。
以前は、「仕方ない時には教える」というスタンスでやってましたが、
それをもやめて、「絶対教えない!」という決まりを自分に課してからいろいろ面白いことが起きてきましたよ。
今回は、その一例をお伝えしますね。
「かっきぃ、理科が全然わからないから教えて~。」
その子はそう言って授業を受けにきました。
目次
“教えない”で教える学習コーチング
「理科が全然わからない」とやって来たまなぶ君(仮)
訳を聞いてみると、
先生の授業が進みが早くて、自分で学習内容を消化している間に次の項目に進んでしまう
ということでした。
あら~、それは困ったね~。じゃあ、消化できないところを教えないと!
絶対教えないけど!!
って言いました!心の中で。
“教えない”で教える方法
“教えない”で教える方法をお伝えします。
- 教科書とノートを出してもらう
- 声に出して読んでもらう
- どう思ったか話してもらう
この3ステップです。
簡単です。
って言っても、あんまり想像できないあなたへ。
実際どんな感じかお伝えしますね。
「理科がわからない」子が「わかった!」例
かっきぃ(以下、か)とまなぶ君(以下、ま)の会話です。
ま「ここがわかんない!」
か「じゃ、教科書のここ全部、声に出して読んでみてもらえる?」
ま「えー、わかったよー。」
で、声に出して読んでもらいました。
か「はい、ありがとー。今読んだところ、どういう意味?」
ま「うーんと、○×はこういう意味で、◆△は、えーっと、□●っていうことかな。」
か「そうなんだー。□●って何?」
ま「わかんない!」
か「教科書には何て書いてあるの?」
ま「うーんと、あ、書いてあった!△□って意味だって。」
か「なるほどー。ちなみに、○×と□●って何が違うの?」
ま「なんだろー・・・・。」
か「・・・・・。」
ま「・・・あ!蒸発すると物質が残ってとこかな。」
か「そうなんだー!すごいね!まなぶ君!ユー、ジーニアス!」
ま「えへへ。」
か「ちなみに、今読んだところの、何がわからないの?」
ま「もうわかった!」
か「え?わかったの!?すごいねー!ユー、マーベラス!」
いかがでしょうか?
ざっくり言うと、こんな感じです。
「そんなのウソだよ~。そう簡単にいかないよー。」
って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、本当なんですよ。できましたよ。
“教えない”で教えるメリット
“教えない”で教えるメリットはたくさんあります。
- 能動的に学習ができる
- 考えることができる
- 自分の意見や感想が持てる
- そして、自信がつく
ほんの一部ですが。
ちなみに教える側は、
「教えなきゃ!しっかりしなきゃ!」っていうストレスから解消されてその点では楽です。
“教えない”で教えるコツ
今回は、ひとつだけ。
ソクラテスになる!
これができると、たくさんステキな効果がでてきますよ。
読んでくださってありがとうございます。
また読みにきてくださいね。
この記事を書いた人

- “想い”を叶えるコーチ、かっきぃです。仙台在住の早生まれ。子どもから大先輩までコーチングで“想い”を叶えるお手伝いをしています。『子どもが言うこと聞かない~。』『もっと幸せになりたい~!』なんて方は、気軽にご相談下さい。待ってます。⇒かっきぃに相談してみる
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